次元交差:人間以上、人間未満

間借り状態のままに地上世界を生きる、はみ出し人間の霊的旅路や思い

1つの出来事で2種類の過去が存在(終)

とにかく無残に壊れた眼鏡を持って部屋に戻りました。
いったいどういうことか、どうなっているのか、訳がわかりませんでした。

謎は2つ。。
 ・いったい誰が私のやり残し(図中の点線枠)範囲の雪かきをやったのか? 
  それも、いつ、音を出さずに。
 ・私の眼鏡がどうして一番最初に盛った雪の小山の中にあったのか?
  しかも壊れて。

私が倒れている間に雪かきをする人が現れたとすれば、あの場所から私が(倒れているのが)見えるはずです。見えれば…その人は雪かきどころではないでしょうし。
5百歩…いや千歩譲って、誰かが私に気付かずに残りの雪かきを何かの方法でやったとしても、眼鏡の説明は全くつきません。私はレンズが割れて怪我をすることを考えて手に握るという対処をするほど冷静で落ち着いていたし、わざわざ…しかも倒れる寸前だというのに…雪かき最初の小山の中になど…どうやって(私が)入れたのか? 感覚が無くなって真っ暗になろうとしている状況で、どうやったら入れられる? 
逆立ちしても出来ません。ありえないですね。

…そう言えば、一連の経過を思い出してみるに、私は雪かきを始めてから倒れるまで、気づいて部屋に戻るまで誰にも会っていませんし、通りがかった人も見ていません。車一台通りませんでした。
さらに改めて部屋を出て、置き忘れていたスコップを取って戻って来るまでの間にも誰にも遭遇していません。人を見かけたのは…スコップを拾って戻った時に会って話をしたC室の住人(若い男性)だけです。彼とは以前、面識がありますし、話をしたこともあります。デタラメを言うような人ではないです。

…となると、もう…考えてもわかりません。謎のままです。ただ…。
ただ、私は「時間」というものが在って無いようなものであることを知っています。次元移動の経験上。
一瞬は永遠。例えば過去も今の中にあって、自分以外の意識(誰かの、あるいは集合意識)と共有された時点で確定するのかもしれない、…などと思ってみたりしています。
そして私は、空間についても…異なる位相?が存在していることを知っています。実際に私はいつも直面しています。だから今回の出来事も、そうしたものの一つなのかな、と思っている次第です。