次元交差:人間以上、人間未満

間借り状態のままに地上世界を生きる、はみ出し人間の霊的旅路や思い

占い師が呟いたこと

3年余り前のこと。
とある大きな公園で、そこで知り合ったばかりの人(女性)と立ち話をしていました。彼女はよくここに散歩しに来るそうで、私を過去2~3回見かけていたとのことです。なんとなく気になっていて、今日はなぜか引き寄せられるように声をかけてしまったとのこと。その話というのは身近な人に纏わる不思議な体験談で、これまで誰にも話せなuranaishi かったそうです。どういうことなのかわからなくて悶々としていたところに、私が現れた(目に留まった)とのことでした。理由はわからないけど『この人なら話せる』って思ったのだそうです。

ふと気づくと、近くに犬を連れた年配の女性が立っていました。私は軽く会釈をして「こんにちは」と一言。
すると彼女は「ごめんなさい、ちょっと話を聞かせてもらってました。あなた、占いをやっているの?占い師?」なんて訊くのです。私は(占いは)自分のために各種少し勉強はしているけど、プロの力量は無いから対外的にはしていないことを伝えました。私たちは体験談を互いに持っている知識で解釈していただけ、ということも。

なんでも(犬を連れた)女性は本職の占い師なのだそうです。上位領域での神道系のコンタクトが何度かあって、それで先生に師事して学んだとのことでした。犬の散歩でこの公園に来たら、遠目に私たちが話しているのが見えて、私のことが気になったのだそうです。『あの人は…なんか…普通の人ではない』と感じて声をかけてみようと思ったのだそうです。

私たち3人は後日お茶会をする約束をして一旦解散となりました。
帰り際、占い師の女性が私を自宅に誘いました。生年月日を教えて欲しい=見させて欲しいのだけれど、と。お金(占い料)は要らないから、と何度も頼まれました。特段秘密というわけでもないし、まぁ占いを聞いてみるのもいいかもしれないと思ったので、少しならとお邪魔することにしました。

彼女の家に着くと彼女は自分の身の上をさっくり話してくれました。なかなか興味深かったです。それから彼女は私の生年月日(私は時刻と出生地も言っちゃいました・笑)を聞いて資料にさっと目を通し、何やら紙に書きだして…。
真顔で「あんたは強い。ものすごく強い。〇されても□なないような人だよ」と言ったきり、黙ってしまいました。
私は『へっ?それだけ?』なんて思っちゃいました。まぁお金を払ってないから文句は言えませんけどね。

それにしても「強い」って何が? 肉体なのか精神なのか、それとも霊的になのでしょうか?
私はそれに関して自分で気づいていることがあります。自分なりに調べたことでもいくつもヒントというか示唆がありました。なので、自分の中での解釈で良いのでしょうけれど、念のためにやんわりサクッと質問をしてみました。
「強いというのは、どういう意味ですか? というか、何が強いってことなんでしょうか? 肉体とか?」という感じで。
それに対する彼女の返事は…俯き加減で独り言のように「ほんとに強い。〇されても□なないような…」と、それだけというか繰り返し。それ以上は言いたくないのか、言いにくいのか、答えになっていませんでしたが追及はやめておきました。占いはそれでお仕舞でした。終了の言葉もなく。

私は後日の楽しい3人お茶会でその話を出しませんでした。けれど年齢とかの話題の流れで、私たち3人は互いの生年月日を知ることになったのでした。というわけで帰宅後、彼女たちの占いチャートを出してみたのは言うまでもありません。
それにしても、占い師の彼女は私のことをどんなふうに見た(解釈した)のでしょう。。。 
私は…魔物か化け物か?(苦笑)

 

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追記:〇されても□なない=56されても4なない