次元交差:人間以上、人間未満

間借り状態のままに地上世界を生きる、はみ出し人間の霊的旅路や思い

「立ちくらみ」もどきの現象

貧血とも立ちくらみとも違うかと。

立ちくらみのような感じなのだけれど反対のような感じ。
これは概ね中学生の時に頻発していた症状です。その前後も多少はあったと思います。
場所や時間を問わず突然起こり、僅か数秒から10秒くらい?で終わります。1日に何度も起こるわけではなかったですが、毎日でもないですが、期間としては数年続きました。

通常、貧血や立ちくらみは腦へ血液が十分に送られないために起こります。
たいていは目の前が暗くなったり、ふらついたり、意識が遠のいたり、気を失ったり…そんな感じだと思います。
でも、私が経験していたのは、ちょっとおかしな現象なんですね。

それは、たいていは座っていたりしゃがんでいたりしたところから立ち上がった時に起こるのですが、立っていてちょっと動いた時に起こることもありました。
また、症状としては、目の前が真っ暗になるのですが、ふらついたり意識が遠のくようなことは無く、はっきりした状態を維持しているのです。『もしも倒れたら危ない』と思って一応すぐに座ったりしますが、実は立ったままでも大丈夫なんです。

そして、冒頭に『反対のような感じ』と書いたのですが、…それはつまり、脳に血液はきちんと行き渡っている…というより、むしろ余分に行っている=頭に血が上ってる?ような感じなんです。それで、頭の中がキューッと締まる(縮まる)感覚になってすぐ、ジワーッと血流が下方へ…下りて来る感じなんです。目の前が急に暗くなる時は熱い感じなんだけど、頭というか脳がキューッと締まったのが緩んで血液が下がって行く時の感じは、その部分が凄く冷たくなる感覚。
そうなれば次には普通の状態に戻って視覚も戻ります。その後の体調は全く問題ありません。