次元交差:人間以上、人間未満

間借り状態のままに地上世界を生きる、はみ出し人間の霊的旅路や思い

贈られた特別なオーブ

2013年9月19日、中秋の名月と暦が一致した満月の夜。
この夜の出来事は生涯忘れることのないものとなりました。
私の中ではこの日を境に新しい歩みが始まったと言えるのかもしれません。その意味で、大切な記念日のひとつとなりました。

子供の頃から不思議な体験を数え切れないほどして来ている私ですが、生まれて初めて、見えない世界の「誰か」…「何か」ではない「誰か」を強烈に実感した出来事です。
その「誰か」というのは、隣接領域に居るという霊たち(先祖などの先人)ではなく、さらに上位の領域の存在のように感じられました。

その日が珍しい満月(中秋の名月と暦の一致)であることは、数日前から報道されていて知っていました。朝まで(たぶん)残っていた雨も上がり、空は快晴。空気が澄んで夜の天気も心配のない、月見には絶好のコンディション。というわけで、満月夜の写真を撮ろうと思っていました。
とはいうものの、私のカメラは安いコンデジ。月には焦点が合わず、月入りの景色を撮ることしか出来ません。それでも、記念に、ということで、数字的に満月となる時刻を調べて、それに合わせて撮ろうと決めていました。

撮影予定時刻は夜8時過ぎ。夕食後でもじゅうぶん間に合います。
ということで、台所で食事の準備を始めました。ふと、テレビから満月の話題を伝える音声が流れてきました。画面に目を向けると、画面いっぱいにぽっかりと美しい満月が映っていました。
その瞬間、私の中で『(外で)写真、撮りたい』という願望が湧き上がってきました。でもすぐに『後で撮るのだから…』という思いも浮かび、『天気も大丈夫なんだから』と一旦は納得しました。

ところが、野菜を刻みはじめて…また『今すぐ写真を~』という衝動です。『いや、未だ時間あるし・・・』と封じます。それが何回か繰り返される間にどんどん増幅し、ついには誰かに「早く行って!写真撮って!」と急き立てられていような感覚になりました。抗いがたいほどの力で促されているような。『あとで』と言い聞かせても抑えられない。。。 全身が小刻みに震えているような感覚も来ていました。
ついに根負けして、「わかったわよ、行くわよ!」と包丁を置き、戸棚に走りました。

カメラは電池を入れていない状態で箱の中。そして戸棚にしまわれています。大急ぎで取り出して電池をセット。震える手でカレンダーと時刻合わせをしました。『早く!早く!』と追い立てられるまま玄関からとび出ました。
そして月に向けてカメラを構え撮影しますが、焦点が合わないので、月も景色も…すべてがピンボケ。
気を取り直して、向かいの家の屋根あたりに向けて半シャッターで焦点を決め、カメラを左に振ってシャッターボタンを押しました。

と、撮影された瞬間、カメラのモニター画面に何か変なものが…。
大きな丸いゾウリムシみたいな…、しかもくっきり。なんだこりゃ? 
私は撮影が失敗したか、または何か異常が起きたのかと思い、それを削除しかけました。
削除ボタンに指をかけたとき、ふと「いや、消すのはいつでもできるじゃん。後でPCで調べてからでもいいのでは?」と思い直し、もう一枚、撮影することにしました。
同じようにカメラを向けるのですが、どうも上手く行きません。仕方なくテキトーに撮ったらすぐ、なぜか撮りたいという気持ちが失せてしまいました。たぶんボケボケ画像、でも終了!

家の中に戻るときは、心は既に静か。落ち着いた状態でした。時刻は午後7時になろうとしていました。それから夕飯の支度を再開。ニュースを見ながら食事です。
食後、さっき撮った写真画像をチェックすることにしました。PCを立ち上げ、画像が現れて…驚愕しました。なんか…人影のような模様が見える。。。 …っていうか何?これ。』
『もしかして、これって…オーブとかいうやつ?…にしても、この柄は不思議。。。』

『そういえばずっと前に…丸い光が大量に飛んでる写真があったような…。あれもオーブなのかな?』
ずいぶん前に『変な写真』と…でも消さずに封印したことを思い出しました。時間があるときにそれら過去の写真ファイルを探してみようと思いました。
そんなことを思っているうちに、満月時刻が近づいていました。でもどういうわけか、『もういいや』と新たに写真を撮る意欲は全く消えてしまっていたのでした。替わりに安心感のような、癒されたような、そんな気持ちが満ちていました。

オーブ画像を見ていると、なんだか「それでいい。あなたのしたことは誤りではない。大丈夫」と言われたような気がして、涙が流れたのでした。
実はこの日は心がささくれ立っていたのでした。ある目上の人の態度が心に刺さり、その人に対して意見したことが。…けっしてそんなつもりではなかったのだけれど…結局は自己満足ではなかったか?と。

勇気を持って一歩でも前へ進むことを決意し、そして実際に動き始めることになった大切な出来事。それがこのメッセージ・オーブ(贈り物)の受領でした。
※写真をアップしてみます。

撮影そのまま

切り取り拡大(左下=満月;右上=オーブ)※自動トーン調整済み

オーブのみ拡大 ※ノイズ&オフセット調整済み