次元交差:人間以上、人間未満

間借り状態のままに地上世界を生きる、はみ出し人間の霊的旅路や思い

霊的世界に対する私のスタンス

見えない世界、とりわけ霊的な世界について、世の中にはいろいろな切り口があります。
スピリチュアルや精神世界、哲学、宗教、グルジェフの水素論など。そして占星術などの占術もそうですね。マヤ暦、生命樹もそうだと思います。霊界の話も勿論です。

それぞれジャンル分けやカテゴライズされた中で一つのものに絞って探求されている方が多いのですが、私の場合は逆です。それらのどれも疎かに出来ないと思っています。とはいうものの、私にも得手不得手がありますから、知識の量に偏りがあるのは否めません。それでも、なるべく選り好みはせず、どんな情報も大切にしたいと思っているのです。

私の場合は「最初に知識ありき」ではなかったこともあり、何を糸口にスタートするか決められなかったというのもあります。半世紀にわたって体験や気づきをありのままに受け取り、調べることもせず、ただ、積み上げてきました。そのまま放置することが出来なくなってはじめて、猛烈に情報を集めて勉強することになりました。様々な方面からの学び=知識の個別の情報で自らの体験を検証し、それはそれとして…つまり一つの視点での知識として蓄えました。まぁ充分とは言えないでしょうけれども。

そのようなことを繰り返すうちに、異なるジャンルの異なる表現でも、根底にあるのは同じ意味のことを言っているのではないか?という例にたくさん出逢いました。面白いことに、一見違うことを言っているように見えても、それぞれに共通するものがあったりするのです。一つの視点でわからないことも、別の視点から見ると深く理解が進んだり、本質ににつながるヒントが得られたりします。

だから、どれも…どのジャンルもカテゴリーも切り捨てることはしません。たとえ理解が出来なかったり難しかったりしても、一旦はそのまま自分の知識の引き出しに仕舞っておくようにしています。そうすれば、いつでも参照できるし、いつか理解できるかもしれないからです。突然とんでもないことが見つかる(わかる)可能性だってある、と思っています。