次元交差:人間以上、人間未満

間借り状態のままに地上世界を生きる、はみ出し人間の霊的旅路や思い

係長が怪我しそう→本当になった!

前記事で書いた、課長の小切手の印字失敗に続いて、私が察知したことについてです。
それは上記と同日、その事件?の直後に私の頭に再び飛び込んできた情報でした。
『係長が手(指)をケガする』というものでした。その直後、係長が席を立ち、少し離れたロッカーへファイルを取りに行きました。そのロッカーは古く、扉が歪んでいたせいか、開け閉めにちょっと力が要るようになってしまっていました。そして…係長が指を挟んでしまい、「痛っ!」と声を上げました。近くの席の課長に「大丈夫か?」と言われ、「はは、指を挿んじゃった。大丈夫です」と指を動かして状態を確かめながら答えていました。
私は『やっぱり…ね』と思ったのですが同時に『でも、これだけ(この件)では済まないような気がするんだけど』と不安になりました。でもそのことは、理解者である同僚にも言えませんでした。本当に怪我するかわからないし、要らぬ不安を搔き立てては良くないとも思ったのです。それでも不安になった私は係長に「指、気を付けてくださいね」とだけ告げました。そしてその日は…何事もなく終わりました。

翌朝。係長が出勤して来ません。始業前にも始業から一時間以上経っても連絡が無いので皆「どうしたんだろう。何かあったのかな…」と心配していました。彼が連絡して来ないとは…(彼の性格からして)ありえない、と。
それから30分ぐらいして課長宛てに電話が入りました。係長からでした。なんでも…住んでいる町内会の雑務仕事があって、出勤前に手伝っていたら、鉄板が滑り落ちて手の指を挟まれてしまったそうです。で、爪を~…ってことで、今、病院に居るとのこと。処置が終わったから、これから(午後)から出勤する、という連絡でした。
私はそれを聞いて『あぁ、これだったんだ』と思いました。やはり係長は指を怪我してしまったのでした。