次元交差:人間以上、人間未満

間借り状態のままに地上世界を生きる、はみ出し人間の霊的旅路や思い

夢で見たのと同じ展開が現実でも!

たぶん25歳頃のことです。中学3年時の同級会(クラス会)を、当時の担任も招いて隣市の割烹食堂で開催するという連絡をもらい、出席の返事をしました。
その割烹食堂には行ったことがありません。名前も知りませんでした。なんでも、こじんまりとした宴会場があって、小さな結婚式の披露宴ぐらいはできるようでした。最寄りのバス停からも近いということで、あらかじめ割烹食堂に電話をして道の確認だけしました。

1か月ほどしてクラス会の当日を迎えるのですが、その2~3日前のことです。私は明け方に夢を見ました。それはクラス会の会場で席について食事したり会話したりの場面でした。特に珍しい展開はありませんでしたが、当時の担任も途中から近くの空いた席に座って教え子と話しながら酒を酌み交わすなど、和やかな雰囲気でした。

いよいよ、クラス会当日になりました。私はバスに乗って出かけました。バスを降りて、教わった道順で歩くと、ほどなく会場の割烹食堂に着きました。お店の人に案内されて宴会場に入りました。和室に細長い座テーブルが連なって並んでいました。そこでデジャヴが…。『見たことがある』そう感じて記憶をたどります。初めて来たのに、会場の様子も聞いてないのに、…でも知ってる。。。
そして気づきました。それは過日に夢で見たクラス会の会場と同じだったのです。座テーブルも同じ、それらの配置も同じ、そればかりか、部屋(和室)の間取りや壁の感じも同じでした。

驚きでしばらく立たずんでいると、級友から呼ばれました。中ほどの空いている席に案内されて座りました。すると…。私の席の両隣り、向かい側の席とその両並びも夢の中での級友と同じメンバーでした。そこでまた驚いて…言葉が出ませんでした。それでも気を取り直して食事をしながらひと言二言、会話をしました。

宴もたけなわ、皆お酒が入って賑やかになりました。斜め前の男性が席を立ってどこかに行ってしまいました。離れたところで旧交を温めているようでした。そしてその空いた席には私の隣の男性が担任を誘って連れて来てそこに座るように勧めて、そしてビールを注いで先生とバカ話?のような会話を始めました。2人とも少し酔っているようでした。周囲の数人も交え、楽しそうです。私は…実はそれにも驚愕してしまったのです。夢で見た展開と全く同じだったからです。担任がやって来る経過も座った席も、先生の周囲で彼らがやり取りしている話の内容も、…寸分違わず全く同じだったからです。

えっ、どうなってるの…? 私はなんだか奇妙な感覚に陥りました。夢と現実で同じ体験をしているからです。何から何まで同じですから、ある一定の時間部分を2回繰り返しているようなもの。
私はあまり楽しめないまま、周囲の様子を見回していました。まぁそもそも私はお酒が飲めませんから、ずっとシラフ=会話も弾みません。それでもそれなりに楽し気にふるまってクラス会は終わりました。
いや、それにしても…なんだったのでしょうね。奇妙な体験でした。

そう言えばそのころ、外タレ(外国のタレント)が東京の、どこかのディスコ?で番宣をした夢を見たのですが、実際に直後、そうだったようです。私は彼の来日については全く知らなかったので、後に芸能ニュースで知って驚きました。
正夢なのか予知夢なのか、それとも遠くのものをキャッチしただけなのか、わかりませんけど…ね。