次元交差:人間以上、人間未満

間借り状態のままに地上世界を生きる、はみ出し人間の霊的旅路や思い

金縛りと急上昇の恐怖

少し前、金縛りの様相が変化したことについて書きました。そして、それに伴う体験が始まったことも。
次の段階、…つまり、不思議な体験を伴う第二段階?がいつから始まったのかの記憶は定かではありません。少なくとも社会人になってからで、それも、たぶん20代後半からではなかろうかと思っているところです。

私の中での第2段階の金縛りとは、胸から首・喉にかけて瞬間的にグイっと絞められた感じで、息苦しさと強い痛みを伴うものですが、それと同時に、かなりのスピードで上昇して行く感覚があるのです。『行く』と言うよりは、自分の意に反して、『(上へ)引っ張られて連れ去られる』感じです。毎度夜で、目を閉じた状態なので真っ暗で何も見えません。なんとなくですが、肉体は横たわっているとわかるのですが、「私」という意識=存在がそこから引き離されるという感じなので、それは漠然と「死」を感じさせるわけで、なので恐怖で抗うことになります。グワァーっと上昇しかけては、されまいと意志で引き戻す。そういう闘いです。たいてい2~3度の格闘で収まって金縛りは解けます。

そのようなことが断続的にというか時々、…不定期に起こるのです。金縛りに襲われる直前は、なんとなく「来そう」とわかるのですが、日々の暮らしの中でどの日にそうなるかは見当もつきません。心配してもしょうがありませんから気にしないようにはしていました。でもいざ、その状態に陥ると、それは本当に辛いし疲れるので避けたいとは思っていました。暑くて汗もかきますし。そうは言っても対策が無いのが実状でした。そしてその現象の内容は徐々にエスカレートして行きました。

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