次元交差:人間以上、人間未満

間借り状態のままに地上世界を生きる、はみ出し人間の霊的旅路や思い

東日本大震災のこと

2011年3月11日午後2時46分。未曽有の大地震とそれに伴う大津波が発生しました。
あれから…まもなく…12年になります…。

あの日、あの時、私は何をしていたか鮮明に憶えています。
そしてその前日からの奇妙な出来事(体験)も、事細かに…憶えています。
でも実は、その日までには、もっとたくさんの伏線とも言える体験がありました。不思議なことや体の異変が。
それらの始まりは、大地震発生の約1年前、2010年の4月上旬でした。

私の震災に纏わるそれらの体験(出来事)は、それまでスルーして来た「私はいったい何(者)?」という疑問に真剣に向き合い、謎解きを目指すきっかけになりました。もはや放っておけなくなったのです。
これからしばらく、この震災に纏わる体験の数々を極力正確に、できるだけ詳しく書いて行こうと思います。

ちなみに私は、この体験については表立って語ったことがありません。身内にも話していません。
ごく近しい人に(個人的に)断片的に話したことはあるかと…思います。それでも2~3人です。
ただ一人、以前私がブログの読者として少しだけ交流があった人(彼はその後=数年前に他界しました)にだけは(概ねすべてを)話しています。

私がずっと口を噤んできたのは…、たくさんの人々が命を落とし、たくさんの被災者がいるのに、個人的などうでもいい…何の価値も無い体験を語ってはいけないと思ってきたからです。
でも、私のこれとて震災の体験には変わりないと思うようになったこと、霊的人生の転機の一つ…しかも大きな転機だったこと、さらに、このブログを『晩年期に入ったからこその記憶の記録としよう』と決めたことで、他者の目に触れることになっても構わないという踏ん切りがついたのです。何を言われようと、私にとっては事実なのだから。