次元交差:人間以上、人間未満

間借り状態のままに地上世界を生きる、はみ出し人間の霊的旅路や思い

トルコ地震と眩暈

2023年2月6日午前1時17分(日本時間同日10時17分)、トルコ共和国震源とする大地震が発生しました。マグニチュードは7.8。そしてその約9時間後、現地を再び大地震が襲いました。マグニチュードは7.5。

私は6日の朝、起きた時から一過性の回転性眩暈に何度か悩まされました。転ばないように、家事などを一時停止しなければならないので、ちょっと困りました。まぁ一過性なのですぐに治まるのですが、それがかえって「おかしいな」と思うことになりました。

なんとなく…経験したことがある眩暈だと気づいて思い出しました。そう、東北の震災(2011/03/11)の前に同様の回転性眩暈があった、と。ただそれはもっと激しくて、夜も眠れないほど酷かったのでした。
今回の眩暈は、その時に比べれば大人しいというか…。けれど私は少し不安になりました。何も無ければいいけれど…、と。ところが残念なことに、その危惧は的中。トルコでとんでもなく大きな地震が起きてしまったのでした。

私は地震の前などに、そうした体の異変や違和感をキャッチすることがあります。でも、すべてのケースではありません。例えば「規模が大きいから」というわけでもありません。それに100発100中というわけでもありません。感じた時は災害や事故の場合が多いのですが、不明のこともあります。ただ、通常の…いわゆる自分由来の体調不良で感ずるような違和感とは微妙に違うのです。なので、『(災害や事故等)何か…あるのかな?』と思うというわけです。体験を重ねる中で、そんなふうに判断するようになりました。


さて。
忘備録的にもう一つ記しておこうと思います。
2023年2月13日午前10時02分頃、東北・福島県沖を震源とする地震がありました。マグニチュードは4.9。震度は最大でも3ですからそれほど大きなものではありません。
ちなみに私は現在、東北の太平洋側に住んでいます。

この日の福島県沖の地震震源からは距離がありますので、揺れの程度は大したことなく、ごく短い初期微動に続く『ダーン!』という(建物の?)音に続く1~2度の横揺れで終わりました。

実は私はその時は未だ布団の中でした。床に就いたのが当日の午前3時過ぎでしたので…寝坊です。それでもそろそろ目覚めの時間ということで、目が覚めたのは午前9時54分頃でした。寒いこともあって、布団の中でグズグズしていたのでした。

地震が起こった時は仰向け状態でしたが、その少し前から私は異変をキャッチしていました。
私の住むアパートは高台の住宅地にるため、日中はとても静かです。この日も静かでした。初期微動が来る前、耳の奥で音を拾いました。勿論、まだ揺れは全く無く、地鳴りもありません。


(以下は以前書いたような気がするので重複があると思いますが、ご容赦ください。)
初期微動より前に拾う音は、建物が振動で軋むようなミシミシいう音ではありません。空気を伝わって耳に届くような音ではなく耳の奥というより聴覚に直接反響?するような?トコトコ…あるいはドゴドゴという感じのとても低い音です。地中の奥底から響いて来るような感じで、しかも遠くからだんだん近づいて来る。それに伴って音も大きくなるのです。そしてそれが近くで止まったと同時に「来た!」と。そして初期微動に続いて地震が始まるのです。

この感覚は何度か経験しているので、自分の中では(地震が来る、は)間違いないのですが、それでも…起こるすべての地震で感じとれるというわけではありません。
横になっている時だけでなく座っている時でも、静かにしていれば同様にキャッチすることもありますが、初期微動で初めて気づく、ということも多いです。