次元交差:人間以上、人間未満

間借り状態のままに地上世界を生きる、はみ出し人間の霊的旅路や思い

3.11震災‐当日午前

2011年3月11日、午前。その日は予てより、買い物(食品や日用品の買いだし)に行く予定を立てていました。ただ、昨日の時点で体調異変のため計画変更をしなければならないと思っていました。
今朝になってその体調異変が治っていたので予定通り行けるかな…と思ったのも束の間、今度はこの感覚異変でやはり無理かなと一時は思いました。けれど、それも一応治りました。なので、出来れば行きたいと思いました。冷蔵庫内がガラガラだし、…というわけで。ただ、治ったと言っても、頭が少しふらついていて重苦しいのです。その状態で車の運転が安全に出来るか?と問われれば…不安がありました。
事故を起こした大変ですから。特に…自損事故ならまだしも、誰かに被害が及んだらそれは取り返しがつかない。

そこで私は再度横になって休むことにしました。枕元の時計を見ると午前9時20分頃でした。
午前中いっぱい様子を見ることにしました。昼前辺りに起きてみて頭重やふらつきが収まっていたら、午後に買いだしに出かけることに決めました。仰向けに横になり、布団をかぶり、天井を見てみます。天井は…回っていませんでした。とりあえず回転性の眩暈は再発していません。目の奥は…相変わらず痛重い感じが残っていました。一応目覚ましアラームをセットし『ひと眠り…できるかな』と目を閉じていると、いつの間にかウトウトと眠りに落ちていました。

目覚まし時計に起こされる前に目が覚めました。起き上がってみると…目の奥に多少違和感があるものの、そのほかは大丈夫そうでした。ちなみに目の奥のこの感覚は以前に何度も経験しています。なので不安はありませんでした。午後の買い出しは決定です。
昼食を摂り、充分に休憩を取ったら、いざ、出発です。

・・・つづく・・・