次元交差:人間以上、人間未満

間借り状態のままに地上世界を生きる、はみ出し人間の霊的旅路や思い

性的指向のこと、そして…

ジェンダー、それから性的指向のマイノリティのこと。
社会的な問題も起きていますが、そのことは…さておき。。。
性的指向」そのものについて思っていることを書いてみようと思います。

まずは、「性的指向」という言葉と定義が出来たのは、肉体と心が一致しないという状態があるからですよね。そういう状態を自分の中で意識されている人がいて、そのことを当人が…変な言い方ですが…困っている・苦しんでいるからということになるでしょうか。
自分(その人自身=個人の意思)ではどうにもできないことだから、そして種類の違いはあれ、そうした傾向の人々が一定数存在することから、状態・状況を表すのに必要ということで、それを示す言葉が出来て定義されたということですね。全体が…ストレートとされるマジョリティの社会が対処をするためにも。たぶん。

私としては、…うーん…、人々の間で必要なのかもしれないけれど、そういう言葉というか区分を作ったこと自体が、かえって意識を強化させ、分離・分割をより一層進めているような気がしなくもない…のです。どうして人は分けたがる?
それは地球次元の社会的ニーズであると言えるのでしょうけれど、一方で、典型的な「地上の人」の特徴でもある、と思っています。感情や感覚を肉体意識から切り離せないない、いわゆる普通の人。。。
「地上人」。それは、ストレートの人にも性的マイノリティの人にも…どちらの人たちにも言えることだと思います。

それはさておき。
私は性的マイノリティが存在することを不思議に思いません。むしろ、当たり前のことと捉えています。
なぜなら、この世界(地球が存在する次元世界)には、『揺らぎ(1/f)』が存在するからです。ほぼすべてのものごとに当てはまると聞きます。勿論、人間にも。
そしてこの世界は対極が存在する世界でもあります。だから、揺らぎによって片極に寄る揺れも当然起こり得るわけで。また混合的に作用することも不思議ではないかと。

とすれば、地球の人間の性別に揺らぎがあっても別に不思議ではないわけです。肉体という物質的なことでも、意識という内面的なことであっても、たとえその人数が少なくても、起きていることは普通のこと。
この世界はとかく片極に寄りがちなのでマジョリティの大集団が出来るのですが、そうでない多様な人たちが存在するのもこの地球次元の原理としては、なにもおかしくはありません。…というのが私の考えです。