次元交差:人間以上、人間未満

間借り状態のままに地上世界を生きる、はみ出し人間の霊的旅路や思い

地球温暖化はガイアの意志表示?

地球温暖化が叫ばれて、もう何年になるでしょうか。
ここ数年、その影響と思われる地球規模の事象がいくつも起こっていますね。特にこの2、3年はそれが酷くなっているように思います。

カリユガ時代の終焉期とか、サティユガへの折り返しとか、分離・分割期から反転して和合・統合期に入るとか、…いろいろ言われています。
進化とも退化とも言えそうな…そんな意識状況になって混乱が増大するとか。そして、そういった時期には災害や戦争が増え、人間の数が減って(減らされて)行く、と。
これはある意味、地球上の生命、特に人類の淘汰であるという説も聞かれます。

地球上では『風』の時代が来ているとも言われています。情報や通信の時代となり、社会状況が一変するだろうと。実際、そんな感じがしています。
けれども、現在はそれだけでなく、地球規模では『火』と『水』が猛威を振るっています。火は焼き払い、または瞬時に破壊する。そして水は押し寄せ、または押し流す。
火山噴火、地震、山火事、爆発、それから戦争も『火』ですね。そして、大雨や洪水は文字通り『水』。

そんな中、人々の共感や連帯、奉仕の『愛』も広がっています。
地球も人類も分岐点を迎え、個々の意識の成熟度に従って分かたれて行くのかもしれません。

今現在、地球に起こっている温暖化は、たしかに人類の文明活動よってもたらされたことであることは間違いのないと思います。一方、見方を変えれば…霊的な意味合いでの解釈としては、飽和状態になり荒れた地球の再構築と意識の細分化で視野が極端に狭くなった人間を振り分けて減らそうとしているガイアの意志なのではないでしょうか。そんなふうに私は思っているのです。それでも残念なことに…それらに該当しない=新たな地球世界に繋ぐにふさわしい人間のいくらかも…犠牲を強いられることもあるでしょう。犠牲を強いられた尊い人たちは、霊的な上昇が約束されているそうです。


正直なところ、私は哀しくてたまらない…。人間社会の変質を憂いているのです。
それは、人間自身が質を落として来たと感じているからです。スピ的用語でいえば、意識の波動が落ちている人が多いというか。視野狭窄なのか、画一的で細かく切り分けた…言ってみれば極性にこだわった考えを主張している人がマジョリティの社会になってしまったというか。
彼らは細分化して考えてしまうんですね。そしてその中の一つにばかり言及する。物事にはたくさんの側面があるのに、そうした視点、俯瞰したものの見方が出来ない…。

昔もそのような人たちはいました。けれども、どちらかと言えばマイノリティでしたね。もちろん、マイノリティのそうした考えがあるからこそ、マジョリティは広い視野を持つことが出来ていたと思うんです。でも今は逆…。マジョリティとなった視野が狭い人たちが、重箱の隅ならぬ限定した1点に集中してものごとを見て、他を要らぬものと切り捨てる。そもそも小さな部分しか見えてないからわからないのですね。気づけないというか。
私とて完ぺきではありません。時々ハッと気づかされることも勿論あります。でもそうした気づきを大切に、修正しながら生きています。俯瞰する視点を得るには、時に立ち止まり、振り返ることが必要なんですね。

これから地球は…人類は…何処に向かうのでしょうか。。。
老年期に差し掛かった私は、もうここには未練がありません。人類がどちらに転ぶかを見届けないまま、地上から消えることになるかもしれません。どのみち今生の私は、霊的にはここに完全には所属できません。中空の人(間借り人)だから、肉体を脱いだら6次の空間で待つ相方(高我・ツイン)とさっさと合流することになるでしょう。既に一度、高次まで呼び出しを食らってますから、あと…どのくらい…かな。。。
一応輪廻は今生で終了の予定ですが、再び地上に戻るかどうかは…その時になってみないとわかりません。